漢字の部首について
みなさん、ここでルシェルが漢字の部首について説明するだワン(^^♪
部首っていうのはね、漢字を構成する要素のことなんだワン。
漢字の中で要素の位置する場所によって、偏 (へん)、旁 (つくり)、冠 (かんむり)、脚 (あし)、繞(にょう)、垂(たれ)、構(かまえ)の7種類に分類されるの。
偏 → きへん(校、机 など)、さんずい(海、池 など)、、、
旁 → おおざと(都、部 など)、おおがい(顔、頭 など)、、、
冠 → うかんむり(安、家 など)、くさかんむり(花、草 など)、、、
繞 → しんにょう(近、遠 など)、そうにょう(起、越 など)、、、
脚 → れっか(点、然 など)、ひとあし(兄、元 など)、、、
垂 → がんだれ(原、厚 など)、まだれ(広、店 など)、、、
構 → もんがまえ(間、開 など)、くにがまえ(国、園 など)、、、
部首の数は現代では、214種類といわれていて、漢字は必ず何か一つの部首をもっているの。
部首で漢字を分類したときに、どれかに分類されないと困るよね。
漢字は必ず何か一つの部首を持ってるんだけど、複数の構成要素を持ってる場合は、最も代表的なものが、その漢字の部首になるんだワン。
例えば、「酒」という漢字は、左側の「さんずい」ではなく、右側の「酉:とり」が部首になるの。
お酒は水なので、「さんずい」になりそうなんだけど、右側の「酉」という字には、元々お酒を入れる器という意味があって、最も漢字の意味を表すものとして、右側の「酉」が部首になってるのだワン。
もうひとつわかりづらい例を挙げると、「聞」という漢字があるんだけど、これは「もんがまえ」ではなく、「耳」が部首になるの。
これもさっきの「酒」の例と同じで、漢字の意味を最も表す要素が部首になってるの。
うーん、部首ってとっても難しいだワン!