漢字ハウスについて
いきなりですが・・・漢字は生きています。
みなさん、こんにちは。「漢字」と聞いて何を思い浮かべますか? 書き順が覚えられない、読み方が難しい、種類が多すぎ・・・とか思いませんでしたか?
私も子供のころは漢字を覚えるのが大の苦手でした。どうして漢字なんてものが存在するんだろう、ってテストの度に思ったものです。でも、お習字は大好きだったので、お習字で書く漢字は好きでした。落ち着きがない子供でしたが唯一夢中になれるものがお習字だったのです。
書の作品には漢字はなくてはならないものですよね。書を通して漢字のくずし方や旧字体、大昔の文字を学んでいくうちに漢字博士である 白川静先生 の存在を知りました。さらに沢山の本を読んでいるうちに漢字の世界にどっぷりとはまってしまい、漢字教育士の資格も取らせて頂きました。漢字は私達の生活や文化に密接に関係しており、中国がヨーロッパのように分裂しなかったのは、漢字という文化を中心に国が一つにまとまっていたお陰とも言われているんですよ! 漢字のパワーって本当にすごいですよね☆
ところでみなさん、一番歳をとっている漢字って何歳くらいだと思いますか?
答えは・・・、約3,300歳と言われています。漢字は現存している文字の中では最も長生きなのです。なんかすごく長いというか、途方もない年齢ですよね。漢字はその間にも人間界で戦争と平和が繰り返されるのをずっと見てきました。その時代、時代で人によって色んな形に変えられて今のような文字になっていったわけです。
漢字が最初に誕生したのは古代中国(殷時代)の甲骨文字と言われており、王が神と交信する為に使われていたと言われています。そう、漢字は古代人が神からインスピレーションを得て造られた文字だと私は思います。
漢字には一文字一文字に意味があり、生まれて来た理由があります。
とても神秘的だと思いませんか?
約3,300年前から現在に至るまで、漢字は生き続けており、今もなお変化し続けています。まさに 漢字は時空間の中で生きているのです。
漢字の歴史を学ぶことで日常の様々な謎が解けることもあります。もし、漢字に興味が湧いて来たら、ぜひ「桃舟の漢字ハウス」にお越しくださいね。毎回素敵なゲスト(漢字)をお招きして、様々なエピソードとともに紹介していきます。
実は、もうすぐ第1回目のゲストの『』さんがお見えになります(*^^*)
ご興味のある方は、わたくし桃舟と一緒に漢字の世界に足を踏み入れてみませんか?きっと楽しいですよ。
『ピンポーン♪』
あっ、『』さんがお見えになったようです。
「はーい。今、行きま~す☆」
~桃舟~
桃舟の漢字ハウス第1回は こちら